社会人女性に役立つ資格ガイド

女性におすすめ 通訳案内士

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通訳案内士とは、日本を訪れた外国人観光客を相手に、日本の観光地や文化、歴史を案内したりする資格です。観光ガイドだけではなく、旅行スケジュールの管理、宿泊先の確認、荷物の管理、買い物のアドバイスといった業務も大切な仕事です。

この仕事に就くには、官公庁長官が実施する国家試験に合格して、通訳案内士として登録する必要があります。試験は国土交通省管轄の日本政府観光局(JNTO)が主催して毎年1回行われ、筆記試験と面接試験があります。筆記試験は、外国語、歴史、地理、一般常識の4科目があり、面接試験は外国語によるインタビューがあるため、外国語のスキルは必須と言えます。

業務的な通訳の仕事とは違い、ただ外国語を話すスキルだけではなく、自国の文化や外国の文化にも幅広い知識と理解を持ち、それを表現できる高いスキルが要求されます。

また、旅行中には病気、忘れ物、迷子など、旅行中にはハプニングがつきものです。そのため、ただ語学能力や知識があるだけでなく、相手のことを理解しながら臨機応変に対処していく力も必要とされます。通訳案内士は細かい気配りやおもてなしの心が必要な資格だといえます。その点、コミュニケーション能力が高く、細かい気配りができる社会人女性が活躍できる資格の一つだといえるでしょう。

関心が高い観光英語検定資格

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女性にとって、英語に関する資格というものは関心が高いものといえます。学生のうちから関連したものにチャレンジしてきたという方も多いことでしょう。しかし、社会人となると勉強に掛けられる時間は短くなりますし、できるだけ実践的な形で学んでいきたいという思いも生まれてきます。そこでお勧めなのが観光英語検定です。

英語全体の力をはかるというものではなく、観光という事に注目した資格です。プライベートで海外に出かけることが多い方なども、より旅を楽しむために身に着けておきたいと考えることが多いはずです。さらに、特に海外旅行をしないという方でも、国内を訪れる外国人旅行者と接する機会は増えていますから、身につけておいて損はしないといえます。大きな国際的イベントを控えていますから、観光に関する英語力は重要視されています。場合によっては仕事で海外の方を案内するという事も出てくるでしょう。

漠然と勉強していくよりも、試験を受けるという目標があったほうが勉強を進めやすくなります。合格という形にしておくことで、自分の力をアピールしていくという事もできます。何か役立つことを始めていきたいというときには、ぜひこうしたものにチャレンジしていきましょう。